土木部門

TECHNOLOGY

軽量プレキャストC型ホーム柵基礎工法

『軽量プレキャストC型ホーム柵基礎工法』は、超高強度繊維補強コンクリート製のC型プレキャスト基礎ブロックと小径鋼管杭を用いた盛土式ホーム柵基礎工法です。軽量のプレキャスト基礎ブロックを用いることでホーム上等で揚重、設置が可能であり、人力で施工可能な小径鋼管杭とで簡易に施工できます。プレキャスト基礎ブロックは、エレベータに積載可能な重量であり、ホーム上を人力で運搬することができます。プレキャストボックス内に電力ケーブル等に配置でき、効果的に設計支持力を得ることができる合理的な基礎構造になっています。従来工法より生産性に優れ、工期及びコストが削減可能です。

断面図
基礎の水平変位(実物大模型実験)

開発:JR西日本、ジェイアール西日本コンサルタンツ、大鉄工業、ベルテクス

施工写真

プレキャスト基礎ブロック人力運搬
プレキャスト基礎ブロック設置
小径鋼管杭打設
杭接合部グラウト充填工
設置完了
完成

ホーム上揚重機

『ホーム上揚重機』は、駅のホームにおける安全性向上を目的としたホーム柵整備工事を安全かつ効率よく施工するための盛土式ホーム柵基礎等を設置する揚重機です。揚重機は、従来軌陸クレーンやフォークリフトを使用して設置していました。軌陸クレーン等では、線路上を走行するために関係線路の線路閉鎖工事が必要であり、このために施工日や施工時間の制限等を大きく受けます。
この問題を解決するため、ホーム上で組立可能なアルミ製の門型揚重機を開発しました。部材は軽量で人力にて簡易にホーム上で搬入・組立てることができ、軌陸車の使用が不要となります。組立後重量も約300kgと軽く、ホーム上で使用制限を受けることはありません。当該線の線路閉鎖工事は必要となりますが、軌陸クレーン等を使用するケースと比較して、作業時間、作業日数を確保でき、生産性向上に寄与します。

組立完了写真
標準仕様

開発:大鉄工業

施工写真

人力運搬状況
組立状況
組立・設置完了
プレキャスト基礎ブロック設置状況

防護シェルター先行推進工法(Advancement of Protective Shelter Method)

線路下横断構造物を構築するための施工法であるフロンテジャッキング工法、ESA工法等では、ボックスカルバートの掘進に先立ち、掘進精度の向上やけん引用PC鋼線配置のためにガイド導坑を構築し施工しています。ガイド導坑は、一般的に掘削箇所及び背面地山を薬液注入工にて地盤強化して山岳トンネル方式(鋼製支保工+木矢板)で施工しています。この工事では、土質や地下水状況等の要因によって地盤強化が十分に図られない場合、すかし掘りとなる先行掘削部は背面土砂の崩壊により労働災害が生じる恐れがあるため、掘削作業員は防護保護具等を着用し、作業を行っています。本工法は、このすかし掘りが生じないよう先行掘削部のトンネル背面に鋼製の防護シェルターを設置して安全にガイド導坑を構築する工法です。

施工イメージ断面図
外観写真
内部写真

開発:大鉄工業、大阪防水建設社、植村技研工業

施工写真

従来の施工
掘削
支保工組立
本工法の施工
掘削
支保工組立

小口径組杭壁体基礎工法

鉄道営業線の盛土部地盤等における防音壁・防風壁の施工は、線路に近接する狭隘な施工環境となることが多くなっています。この基礎工事では、鋼管杭等を採用し線路閉鎖工事により重機を使用して施工する必要があり、安全面や生産性の問題を抱えています。そこで、電動工具を用いた人力で施工が可能な小口径回転圧入鋼管杭を用いた基礎工法を開発しました。小口径回転杭の(斜)組杭による簡易な基礎構造であり、高い水平抵抗力が得られ、狭隘な場所でも安全かつ効率的な施工が可能です。

断面図、正面図
荷重・変位曲線(実験・解析)

開発:JR西日本、大鉄工業

施工写真

足場組立
小口径回転圧入鋼管杭打設1
小口径回転圧入鋼管杭打設2
杭打設完了
防音壁設置
完成

桁改修工法

長期間使用した鉄桁では、列車荷重の繰り返し、衝撃により主桁の上フランジの劣化が顕著に現れる場合もあり、この部分の交換が必要となることがあります。これを線路閉鎖工事にて安全かつ効率的に実施するため桁改修工法(主桁上フランジ部回転式取替方式)を開発し、使用しています。

上フランジ取替前断面(回転前)
上フランジ取替中(回転)
上フランジ取替後断面(回転後)
上フランジ取替後(回転後)

開発:大鉄工業、宮地エンジニアリング

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